こんにちは。音速の馬券師です。
2018年9月30日（日曜）に開催されるスプリンターズステークスの血統分析になります。馬場改修後からの過去データを調べるとサンデーサイレンスの血を持った馬が走りまくっていました。さらに調べると、それに相性の良い母系の特徴も見えました。ご期待下さい。
それではスプリンターズステークスの血統分析スタートです！！！
サンデーサイレンスの血
中山競馬場は2014年に馬場の回収が行われましたので2015年以降の3年分のデータで分析しています。
サンデーサイレンス産駒の活躍は短距離よりも中長距離に多いし、実際、短距離G1では中距離重賞ようにサンデーやディープを買えば間違いなしみたいな状況は生まれたことがありませんでした。
しかし馬場が改修された2015年以降のスプリンターズステークスでは馬券になった9頭全頭がサンデーサイレンスの血を持っていました。
父父か母父か父母父にサンデーサイレンスが100%入っています。
ほとんどの馬がもちろんサンデーの血は持っていますが、稀に持っていない馬もおり、持っていない馬は全頭切りで間違いありません。
今年の登録馬でサンデーの血を持っていないのはキャンベルジュニア、グレイトチャーター、ティーハーフ、ブラヴィッシモ、ラインスピリット、ラッキーバブルズ、ラブカンプーになります。
馬券になる血統
種牡馬
馬券になった種牡馬にも特徴がありました。過去3年で馬券になった9頭の内訳は以下の通り。
サンデーサイレンス系が5頭
フォーティナイナー系が3頭
キングマンボ系が1頭
サンデーサイレンスが本当に強いです。ディープインパクトだけでなく、マイナーサンデーのサクラプレジデントも東京強いフジキセキも来てます。サンデー産駒が父であれば、どんな馬でも注意が必要です。
それぞれの主牡馬にあう母系を探っていきます。
母父分析
馬券になった3種類の主牡馬系統、サンデーサイレンス系、フォーティナイナー系、キングマンボ系毎に高相性な母系を調べてきます。父系×母系が一致するならかなりのプラス材料になりますよね。
父がサンデーサイレンス系に高相性な母系とは？
父サンデー系で馬券になったのは下記5頭。その母父の系列も一緒に併記しました。
2015年
1着：ストレイトガール 母系ダンチヒ系
2着：サクラゴスペル 母系強調無。父母父ニジンスキー系
3着：ウキヨノカゼ 母系ニジンスキー系
2016年
2着：ミッキーアイル 母系ダンチヒ系
3着：ソルヴェイグ 母系ニジンスキー系
5頭中4頭が母系にダンチヒかニジンスキーの血を持っていました。唯一の例外のサクラゴスペルは父系にニジンスキーが入っていました。
つまり、父サンデー系の場合、ダンチヒかニジンスキーの血は必須です。
今年の父サンデー系でダンチヒかニジンスキーの血を持っているのは3頭います。激走が期待できる穴馬もいます！！
母系にダンチヒ：アドマイヤゴッド、ナックビーナス、
母系ニジンスキー：ヒルノデイバロー、
になります。
父がフォーティナイナー系、キングマンボ系に高相性な母系とは？
フォーティナイナーとキングマンボの父は同じミスタープロスペクターでミスプロ系ですので、同じとして分析します。
父ミスプロ系で馬券になった3頭についてもサンデー系と同様に調べました。
3頭全てに共通していたのはサンデーサイレンスの血があるということです。母父がサンデーサイレンス系が2頭。父系にサンデーが1頭という内訳です。3頭全てですのでサンデーの血は必須といえます。父系にサンデーが1頭の馬は母系もミスプロの血をもっていましたので、父にも母にもミスプロもある馬の方が好走の確率は高いです。
今年の該当馬は
父フォーティナイナー×母サンデー：レッドファルクス
父キングマンボ×母サンデー：カイザーメランジェ、レッツゴードンキ
父 ミスプロ&サンデー×父母両方にミスプロ有り：セイウンコウセイ、ワンスインナムーン
父 ミスプロ&サンデー×父母両方にミスプロ無し：ファインニードル、ムーンクエイク
になります。
血統 まとめ
スプリンターズステークス2018で馬券になった馬の血統を調べました。
- サンデーサイレンスの血は必須
- 父サンデー系の場合は母系にニジンスキーかダンチヒの血を持った馬が馬券になっている。
- 父ミスプロ系の場合は母系にサンデーサイレンスの血かミスプロの血を持った馬が馬券になっている。
以上。スプリンターズステークス2018の血統分析でした。
