こんにちは。音速の馬券師です。

2017年4月30日(日曜)に開催される天皇賞春の過去データ傾向の分析になります。昨日は血統データ第一弾を発表しました。2回目の今日は昨日紹介しきれなかった残りの血統について書きます。

それでは過去データ分析スタートです!

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過去5年の血統過去データ

昨日はハーツクライとディープインパクトに関して分析しました。

他有力馬の血統は以下の通りです。

キタサンブラック
父:ブラックタイド

 

アドマイヤデウス、アルバート
父:アドマイヤドン

 

ゴールドアクター
父:スクリーンヒーロー

 

シャケトラ
父:マンハッタンカフェ

 

 

これらの種牡馬について天皇賞春との相性を調べました。

 

ブラックタイド産駒と天皇賞春の相性

天皇賞春にここ5年で出走したのはキタサンブラックだけでデータが少ないので、ブラックタイド産駒の距離別成績と競馬場別成績をまとめました。

距離別成績

距離 総数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
~ 1600 871 49 54 61 707 5.6 11.8 18.8 57.7
1600~ 2000 1186 69 67 83 967 5.8 11.5 18.5 83.2
2000~ 2400 337 14 19 24 280 4.2 9.8 16.9 56.3
2400~ 137 12 4 13 108 8.8 11.7 21.2 83.8

競馬場別成績

場所 総数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
札幌 87 3 6 5 73 3.4 10.3 16.1 30.9
函館 118 9 7 7 95 7.6 13.6 19.5 148.9
福島 204 9 7 10 178 4.4 7.8 12.7 72.7
新潟 239 6 10 21 202 2.5 6.7 15.5 27.2
東京 446 29 28 30 359 6.5 12.8 19.5 69.1
中山 356 15 24 33 284 4.2 11 20.2 25.2
中京 182 9 11 8 154 4.9 11 15.4 49.6
京都 383 29 24 30 300 7.6 13.8 21.7 144.1
阪神 349 26 25 24 274 7.4 14.6 21.5 79.5
小倉 167 9 2 13 143 5.4 6.6 14.4 35.8

 

距離は2401m以上が一番成績いいですね。競馬場も京都が一番良くて、単勝回収率は144倍です!

つまり京都の長距離がいいってことで天皇賞春がブラックタイド産駒にとってはベストの舞台ですね。

今年の該当馬は以下となります。

  • ブラックタイド 去年の優勝馬ですから文句なく、血統的には買いです。

 

アドマイヤドン産駒と天皇賞春の相性

天皇賞春にここ5年で出走したのは2頭だけでデータが少ないので、アドマイヤドン産駒の距離別成績と競馬場別成績をまとめました。

距離別成績

距離 総数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
~ 1600 119 4 3 5 107 3.4 5.9 10.1 80.5
1600~ 2000 283 21 26 29 207 7.4 16.6 26.9 84.6
2000~ 2400 49 6 3 6 34 12.2 18.4 30.6 70.4
2400~ 86 10 7 5 64 11.6 19.8 25.6 59.2

競馬場別成績

開催場所 総件 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
札幌 12 2 2 0 8 16.7 33.3 33.3 135.8
函館 13 0 2 0 11 0 15.4 15.4 0
福島 35 2 3 2 28 5.7 14.3 20 21.7
新潟 43 3 2 3 35 7 11.6 18.6 57
東京 87 7 7 9 64 8 16.1 26.4 154
中山 75 6 1 7 61 8 9.3 18.7 134.4
中京 48 4 3 4 37 8.3 14.6 22.9 42.1
京都 96 11 9 8 68 11.5 20.8 29.2 82.3
阪神 89 3 6 10 70 3.4 10.1 21.3 11.7
小倉 39 3 4 2 30 7.7 17.9 23.1 71.5

距離は2000m以上がいいようですね。注目してほしいのは、勝率はいいのに単勝回収率が59%と低いことです。これは人気馬しかきてないことになりますよね。

同様に競馬場別成績も勝率は札幌について京都がいいので決して苦手ではないでですが、京都の単勝回収率は82%しかありません。勝率は8%と低いですが東京や中山だと単勝回収率は130%を超えていますので、どちらかというとこちらの方が得意なんだと思います。

結論としては長距離も京都も苦手ではなく得意条件だと考えていいが、人気馬しか来ない。

今年の該当馬は以下となります。

  • アドマイヤデウス 人気ないので血統的には資格なし 3年連続の出走ですが前哨戦の成績も年々下降してきています。
  • アルバート 人気無いので血統的には資格無し

 

 スクリーンヒーロー産駒と天皇賞春の相性

天皇賞春にここ5年で出走したのはゴールドアクターだけでデータが少ないので、スクリーンヒーロー産駒の距離別成績と競馬場別成績をまとめました。

距離別成績

距離 総数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
~ 1600 319 26 22 23 248 8.2 15 22.3 108.3
1600~ 2000 340 34 20 23 263 10 15.9 22.6 126.8
2000~ 2400 106 6 6 5 89 5.7 11.3 16 43.5
2400~ 46 7 2 4 33 15.2 19.6 28.3 65.2

 

競馬場別成績

場所 総数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
札幌 39 8 3 0 28 20.5 28.2 28.2 342.8
函館 28 2 1 2 23 7.1 10.7 17.9 20.7
福島 72 4 2 10 56 5.6 8.3 22.2 78.1
新潟 80 3 2 6 69 3.8 6.3 13.8 74.3
東京 169 16 12 12 129 9.5 16.6 23.7 55.9
中山 150 14 6 4 126 9.3 13.3 16 105.6
中京 57 2 6 5 44 3.5 14 22.8 233.2
京都 105 13 10 9 73 12.4 21.9 30.5 77.8
阪神 78 8 8 7 55 10.3 20.5 29.5 139.7
小倉 33 3 0 0 30 9.1 9.1 9.1 64.2

距離は2400m以上が勝率15%もあるのでいいようですね。こちらもアドマイヤドン産駒同様に、勝率はいいのに単勝回収率が65%と低いことです。これは人気馬しかきてないことになりますよね。

同様に競馬場別成績も勝率は札幌について京都がいいので決して苦手ではないでですが、京都の単勝回収率は77%しかありません。

結論としては長距離も京都も苦手ではなく得意条件だと考えていいが、人気馬しか来ない。

今年の該当馬は以下となります。

  • ゴールドアクター 6番人気程度でしょうから、血統的には消し 去年1番人気で負けてますしね

 

マンハッタンカフェ産駒と天皇賞春の相性

天皇賞春にここ5年で出走したのはアドマイヤフライトとヒルノダムールで8番人気11着、5番人気11着でした。データが少ないので、マンハッタンカフェ産駒の距離別成績と競馬場別成績をまとめました。

距離別成績

距離 総数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
~ 1600 1401 101 117 97 1086 7.2 15.6 22.5 57.6
1600~ 2000 2545 226 197 201 1921 8.9 16.6 24.5 95.6
2000~ 2400 1069 91 92 85 801 8.5 17.1 25.1 82.4
2400~ 391 28 32 28 303 7.2 15.3 22.5 61.8

競馬場別成績

場所 総数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 単回収率
札幌 180 10 18 14 138 5.6 15.6 23.3 40.1
函館 267 31 21 16 199 11.6 19.5 25.5 78.3
福島 342 25 21 16 280 7.3 13.5 18.1 83.2
新潟 432 37 30 38 327 8.6 15.5 24.3 80.9
東京 818 54 72 64 628 6.6 15.4 23.2 88.1
中山 668 63 54 42 509 9.4 17.5 23.8 89
中京 557 52 48 41 416 9.3 18 25.3 81.7
京都 889 71 77 80 661 8 16.6 25.6 75.3
阪神 871 76 66 70 659 8.7 16.3 24.3 89.3
小倉 382 27 31 30 294 7.1 15.2 23 60.1

どの距離でもあんまり成績に差はないですね。同様に競馬場別成績にも大きな差はありません。全場で単勝回収率が100%を切っていますから、人気馬でこその血統なんでしょうね。

結論としては長距離も京都も苦手でもなく得意でもなく、人気馬しか来ない。

今年の該当馬は以下となります。

  • シャケトラ 3番人気程度でしょうから、血統的には買い。 

 

天皇賞春 血統過去データまとめ

  • ブラックタイド産駒は長距離にも京都にも相性抜群
  • アドマイヤドン産駒は長距離、京都との相性はいいが人気馬しかこない。
  • スクリーンヒーロー産駒は長距離、京都との相性はいいが人気馬しかこない。
  • マンハッタンカフェ産駒は長距離、京都との相性は普通だが人気馬しかこない。

昨日、今日で血統診断は終わりですが、キタサンブラック、サトノダイヤモンド共に合格でやはり2強対決になりそうですね。

以上。天皇賞春2017血統過去データでした。

 

PR皐月賞・桜花賞で1番人気が飛ぶことを簡単に見抜いた指数データ!
サトノダイヤモンド、キタサンブラックは馬券に絡める馬なのか!?

待ちに待った天皇賞春の開幕です!!

多くのレースは2,000m前後。
しかし天皇賞春は3,200mという長距離レース!
どんな展開が起きてもおかしくないレースです。

数々の名馬が名を連ねる中、みなさんもご存知、
サトノダイヤモンドとキタサンブラックが
圧倒的な人気となっています。

間違いなくこの2強が軸となるレースになるだろう!

と世間では言われています。
でも、それはなぜ?理由は?

誰もが根本的な理由がなく、
ただ世間で噂になっているから。
注目を浴びているから。評価が高いから。
そういった理由で期待を膨らませてしまっています。

ちなみに、評価は「高い」のではなく、
「高くなってしまっている」と言った方が正解です!

どういうことかと言うと、人気が人気を呼んで、
注目され、投票が増え、オッズが下がり、走る馬と勘違いされる。
という事です。

過去の天皇賞でもそうでした。
2014年単勝1.7倍キズナが4着

2013年単勝1.3倍のゴールドシップが5着
2012年単勝1.3倍のオルフェーブルが11着

今年のG1でもそうですよね。
単勝桜花賞もそうでした。
ソウルスターリング1強。1番人気→結果3着。
皐月賞もそうでした。
ファンディーナ激走を見せる!1番人気→結果7着。

皐月賞では、日本全国の競馬ファンがファンディーナに期待しましたね。
でも、6頭BOXで買った自分の馬券にはファンディーナは入っていません。
馬券外です。

僕の目的は、4番人気ペルシアンナイトでした!
僕が使っている
「うまコラボ」
というサイトで1着予想です!

デムーロ騎手が騎乗し、期待あり!
結果的には、

1着:(9番人気) アルアイン
2着:(4番人気) ペルシアンナイト →うまコラボ1着予想
3着:(12番人気)ダンビュライト
<配当>
単勝:2,240円
馬単:20,720円
3連複:176,030円
3連単:1,064,360円

この結果を見て分かるとおり、この時期の重賞レースは、
注目馬の評価は「高い」のではなく「高くなってしまっている」証拠です!

オッズはあてにならない!
最近の重賞では「人気が一人歩き」している傾向があります!

1番人気が1着にならないレースが続いています。
また、1番人気が馬券にすら絡まないレースも多くなってきました。

異常投票でのオッズ崩れや、話題性からのオッズ崩れが見られます!

このままじゃ、どう予想しようとしても正確な数値から予想できないし、
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それでもアルアインやダンビュライトの、
オッズでもデータでも読み切れない馬は稀にでてきます。
もちろん100発100中の的中を出すのは現実的に難しく、皐月賞は外れてしまいました。
しかし、桜花賞(3連単94,890円)・ニュージーランドT(3連単496,220円)
を的中させた実力は証明されています!

皐月賞で評価をするならば、
ペルシアンナイトの強さを見極められていたところ。そして、
ファンディーナが好走できないことを見極められていたところ(うまコラボ予想:9着)です。
ペルシアンナイトの好走を前提とした馬券購入ができましたし、
ファンディーナを馬券から容易に外すことができました。

天皇賞春。各馬がこのレースに調子を合わせてきています。
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いよいよ始まる天皇賞春2017

そしてすでに、前年最後のレースでの単勝人気が重要なポイント。
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