天皇賞春2020　過去データ分析　血統　馬券になるのはたったの3つの血

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天皇賞春で好走している血統

天皇賞春の過去5年で馬券になった血統一覧です。ブラックタイドとディープインパクトは全く同じ血統なので同じ扱いです。

2015年
1着：ステイゴールド×マイバブー、ノーザンダンサー系
2着：ハーツクライ×リボー系、ファイントップ系
3着：ハーツクライ×APインディ系、ニジンスキー系

2016年
1着：ブラックタイド（ディープ）×プリンスりーギフト系、ボールドルーラー系
2着：ハーツクライ×APインディ系、ニジンスキー系
3着：ハーツクライ×ミスプロ系、ヌレイエフ系

2017年
1着：ブラックタイド（ディープ）×プリンスりーギフト系、ボールドルーラー系
2着：ハーツクライ×ミスプロ系、ヌレイエフ系
3着：ハーツクライ×ダンチヒ系、ヘイロー系

2018年
1着：ステイゴールド×ヴァイスリージェント系、ノーザンテースト系
2着：ハーツクライ×ミスプロ系、ヌレイエフ系
3着：ディープスカイ×ダンチヒ系、ロベルト系

2019年
1着：ディープインパクト×ニジンスキー（ノーザンダンサー）系、プリンスリーギフト系
2着：ディープインパクト×フォーティナイナー系、ノーザンテースト（ノーザンダンサー）系
3着：ステイゴールド×ダンチヒ系、ロベルト系

ハーツクライとステイゴールドとディープ（ブラックタイド）だけで馬券になった15頭の内14頭を占めてしまいます。

本当に天皇賞春とは相性が良い種牡馬です。人気馬だけでなく13番人気だったカレンミロティックなど人気薄も馬券になっていることからも、よく分かりますよね。

ステイゴールドとハーツクライ産駒が馬券になる条件は去年も書いた通りです。

ステイゴールド産駒で馬券になった馬の特徴は母方にノーザンダンサーの血があるってことですね。ノーザンテーストはノーザンダンサーの子供ですから、去年1着になったレインボーラインもノーザンテーストの血があります。

今年の出走馬でステイゴールド産駒はエタリオウ、パフォーマプロミスになります。

両馬の母系の血はエタリオウは薄いですが6代前にノーザンダンサーの血があり、パフォーマープロミスは3代前にノーザンダンサーの血がありました。より近親にノーザンダンサーがあった方がよいので、パフォーマープロミスの方が期待できます。

 

ハーツクライ産駒で馬券になった馬の特徴も母方にノーザンダンサーの血があるってことでした。特徴としては馬券になった全ての馬が母父ではなく母父系にノーザンダンサーの血がありました。

今年の出走馬でハーツクライ産駒はカフジプリンス、チェスナットコート、プリンスオブペスカになります。

穴候補のカフジプリンスの母方にはノーザンダンサーの血はありませんでした。
チェスナットコートとプリンスオブペスカにはノーザンダンサーの血が入っていましたので、超大穴の激走を期待できます。

この後の記事でハーツクライの人気薄はこないと言及している通り、ハーツクライ産駒は馬券にならず、パフォーマプロミスが馬券になりました。

今年の出走馬のステイゴールド産駒は父父ステイゴールドまで含めると、エタリオウ、オセアグレイト、メロディーレーン、ミライノツバサです。

これらの母系の血はエタリオウは薄いですが6代前にノーザンダンサーの血があり、オセアグレイトとミライノツバサは4代前にノーザンダンサー、メロディーレーンは5代前にノーザンダンサーをもっているため、どの馬も馬券になれます。より有力なのはノーザンダンサーの血が濃いオセアグレイトとミライノツバサになります。

今年の出走馬のハーツクライ産駒は父父ハーツクライまで含めると、タイセイトレイルです。

タイセイトレイルの母系の血はは5代前にノーザンダンサーをもっていますが、人気薄のため馬券になれません。

ディープインパクト産駒が馬券になる条件は無料メルマガで公開しております。

今年のディープ産駒の分析も同時に公開しております！　モズベッロとミッキースワローについても父父ディープですので記載しております。

京都芝長距離で走る血統

この内容も去年の同じ内容です。

***去年の記事*********

京都芝長距離で走る血統を調べてみました。
2017年以降の京都芝2400m以上が対象です。

対象レースは46レースになるのですが、驚きの結果でした。

勝利数が多い順に説明していきますね。

1位：ディープインパクト　勝利数11勝、複勝率44.6%、複勝回収率95.4%

2位：ステイゴールド　勝利数9勝、複勝率39.2%、複勝回収率85.5%

3位：キングカメハメハ　勝利数5勝、複勝率31.1%、複勝回収率75.6%

4位：ハーツクライ　勝利数4勝、複勝率26.5%、複勝回収率39.2%%

この4頭で46レースのうちの29勝（63.0%）を占めています。

この4頭は京都長距離と相性がいいと断定したいとこですが、ハーツクライだけはちょっと違いますよね。

複勝率も低いし、複勝回収率なんて、たったの39.2%しかありません。言えるのは人気馬しか馬券にならないってことです。天皇賞春では激走馬をだしていますが、それも3年以上前のことです。年々成績が下がってきていますので、最近のトレンドの通り、天皇賞春でも4番人気以下は慎重に扱った方が良さそうです。

ランキング5位以下は出走する馬で特徴的な傾向がある馬だけ紹介しますね。

圏外：マンハッタンカフェ　勝利数1勝、複勝率11.5%、複勝回収率59.2%

出走回数が10回以上の馬の中では下から2番目に悪い複勝率です。京都芝長距離との相性は最悪ですね。
メイショウテッコンが菊花賞、日経新春杯で惨敗したのも納得ですね。

**********ここまで去年の記事***************

今年も人気薄のハーツクライ産駒は全切でよいです。