桜花賞2022　ナミュール徹底分析　1着はない。

徹底分析

色んなデータが見つかりましたので羅列していきます。

• 1番人気は7年連続で勝利していないレース
• 3着内でも過去10年で5回だけ

全G1の1番人気の複勝率は約67%ですので1番人気の信頼性は低いレースと言えます。

• チューリップ賞1着馬の成績は(1.2.1.6)と複勝率40%

チューリップ賞組がともかく馬券になるって思ってますが1着馬の成績は案外悪いです。イメージ的には100%近い数字と思ってませんでしたか？

• 10番人気以内の馬の8枠成績は複勝率37.5%

これはかなりいい数字です。10番人気以内でしかも8枠なんで頭数も多いのに37.5%は立派な数字です。

• ハービンジャー産駒の阪神マイル成績は複勝率17.5%で悪い

2020年以降の阪神芝1600m、出走回数20回以上出走している種牡馬22頭で調べた結果です。

ハービンジャー産駒は複勝率17.5%で14位です。

ちなみに1位はエピファネイアで33.7%、2位はキングカメハメハで31.7%、3位はディープインパクト31.1%になります。

• 阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気で4着以下の馬は大成しない

近5年で阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気で4着以下になった馬はリアアメリアとロックディスタウンの2頭います。

どちらの馬も次の年の春競馬では1度も馬券になりませんでした。

• 横山武史騎手は阪神競馬場の騎乗回数が少ない

西の騎手なのでしょうがないかもしれませんが、2020年以降阪神競馬場で騎乗したのは25レースだけで、馬券になったのは5番人気以内の馬に騎乗したときだけです。想定外の展開になったときに対応できるのか？

• 大きく出遅れる可能性がある

スタートが上手でない馬です。阪神ジュベナイルフィリーズでは大きく出遅れてしまい4着に敗れました。前走のチューリップ賞こそ、まともにゲートでましたが、前々走でも出遅れて後手を踏んでいます。

8枠でただでさえ好位置をとるのに不利なので、この出遅れ癖は大きなマイナスだと思います。

去年のチューリップ賞勝ちのメイケイエールもかなり能力が高い馬ですが気性難により能力を発揮できないまま馬群に沈みました。

まとめ

これだけ悪条件が揃っていました。

結論としては以下となります。

• 1着はない。
• 馬券になる確率を低く本命にするべきではない。
• 絶対に馬券にならないと断言する材料はなかった。

軸馬

このレースは前走チューリップ賞組が強いレースです。これから紹介するデータに合致した馬が出走していた年は100%馬券になっています。ちなみに去年は該当馬がいなかったのですが、それは最有力馬が阪神ジュベナイルフィリーズから直行したためでした。今年は最有力馬で直行組がいないので、チューリップ賞組から必ず馬券になります。

馬券になる条件は

• 2走前の阪神ジュベナイルフィリーズで2着以内&4番人気以内
• チューリップ賞で3着以内

この条件を満たした馬の成績は(0.3.2.1)となります。複勝率83.3%ですから軸馬として申し分ありません。

今年の該当馬は⑯サークルオブライフになります。

この戦績で3番人気ですからラッキーとしか言いようがありません。

軸はこの馬です。

穴馬

このレースの穴馬の特徴は分かりやすいです。

穴馬の特徴を文章で書くと、チューリップ賞で凡走した馬の巻き返し、チューリップ賞で好走がフロックと思われている馬と他路線で近走成績が良い馬になります。

もちろん明確な条件があります。

• 前走チューリップ賞で5着以下&2走前に〇〇
• 前走チューリップ賞で＊＊＊＊
• 前走チューリップ賞を除く重賞で▲▲&前々走で条件戦1着か☆☆☆

この3つの条件の内1つをを満たした馬しか穴馬は馬券になっていません。

過去10年まで遡っても、この条件を満たし馬しか穴馬になっていません。

今年の該当馬はたったの2頭！

この穴馬は「レープロ」の無料コンテンツである「ガチンコ勝負列伝」の「田島の狙い馬の馬番」に「マイナス5した馬番の馬」と「マイナス3した馬番の馬」なります。例えば田島の相手筆頭馬が16番だったら、穴馬は11番と13番になります。

以上。桜花賞2022のナミュール分析でした。