こんにちは。音速の馬券師です。2017年2月19日(日曜)に開催されるフェブラリーステークスの過去データ傾向の分析になります。過去5年間の3着内馬からこのレースに向いている条件、そうでない条件を書いていきます。これで軸馬の特定までいかなくても、2頭の取捨選択時には迷わず選択できるぐらいのデータはありますのでご参考に。

 

前走で仕分け

過去5年間で1から3着馬の前走について注目しました。過去5年の3着内馬15頭のうち14頭は根岸ステークス、チャンピオンステークス(JCダート)、東海ステークス、川崎記念、東京大賞典のいずれからの参戦となっていました。唯一の例外は2014年単勝250倍超えで勝利したコパノリッキーでした。ここまで荒れたのまで抑えれないので、例外として処理します。では、それぞれの前哨戦について特徴を見ていきましょう。

根岸ステークス

14頭のうち根岸ステークス組は3頭(2,1,0,0)の3着内馬を輩出しています。

3着内の条件はこうなってます。

  • 3着以内+人気が5番人気以内の馬しか3着以内にきていない。
  • 脚質は差しか追い込みでレースの上り3ハロン順位が3位以内。

 

チャンピオンステークス

14頭のうちチャンピオンステークス組は3頭(0,1,2,0)の3着内馬を輩出しています。

3着内の条件はこうなってます。

  • フェブラリーステークスでの人気が3番人気以内。

 

東海ステークス

14頭のうち東海ステークス組は4頭(2,1,1,0)の3着内馬を輩出しています。

3着内の条件はこうなってます。

  • 2着以内+上り3ハロン順位が3位以内。

 

川崎記念

14頭のうち川崎記念組は2頭(0,1,1,0)の3着内馬を輩出しています。

3着内の条件はこうなってます。

  • 2着以内

 

東京大賞典

14頭のうち東京大賞典組は2頭(0,1,1,0)の3着内馬を輩出しています。

3着内の条件はこうなってます。

  • 4番人気以内+上り3ハロン順位が4位以下

 

こやってみると、ほとんどの馬が前哨戦3着以内なんですね。なのに当日7番人気以下になるという、人気の盲点をつけばいい配当が狙えるってことが分かりますね。

 

馬齢で仕分け

馬齢別の成績はこのようになってます。

4歳(2,1,0,14)     5歳(2,2,2,6)     6歳(1,1,2,15)    7歳(0,0,1,18)    8歳(0,1,0,9)

これだけみると5歳がいいのかな、でも6,7歳も抑えたいなああって思いますよ。

これをここ3年の3着内馬の馬齢をみると

4歳から3頭、5歳から5頭、6歳から1頭

となります。昔は高齢馬がずっと活躍して世代交代が行われない時代がありました。最近はダートもきちんと世代交代が起こるようになってきているので、他重賞と同じように5歳中心に変わっていることが分かります。唯一の6歳馬は前走JCダートを勝利した馬ですので、前走G1勝利でもしてない限り、4,5歳馬から選ぶのが正解だと思います。

 

まとめ

前走と馬齢だけで迷った2頭の取捨選択はできそう。

前走:根岸ステークス、チャンピオンステークス(JCダート)、東海ステークス、川崎記念、東京大賞典のいずれかのレースで3着以内。詳細は前述を参考に。

馬齢:4歳か5歳