枠順別成績
フェブラリーステークス
過去5年の枠順別成績になります。
1枠[0,0,0,9]
2枠[2,0,2,5]
3枠[0,1,1,8]
4枠[1,1,0,8]
5枠[0,1,2,7]
6枠[1,0,0,9]
7枠[1,2,0,7]
8枠[0,0,0,10]
7枠と5枠と2枠が強いですね。
東京ダート1600m
東京ダート1600mはスタートが芝で途中からダートコースに変わるのですが、外枠の方がその芝コースを長く走れるため外枠有利というのが定説です。
実際にそうなのか過去5年間(2019年-2015年)の東京ダート1600mの枠順別成績を調べました。
1枠：複勝率13.2%、複勝回収率53.2%
2枠：複勝率19.0%、複勝回収率74.8%
3枠：複勝率18.6%、複勝回収率63.3%
4枠：複勝率21.1%、複勝回収率64.7%
5枠：複勝率20.5%、複勝回収率69.2%
6枠：複勝率21.2%、複勝回収率67.9%
7枠：複勝率21.2%、複勝回収率83.3%(単勝回収率109.6%)
8枠：複勝率24.1%、複勝回収率74.4%
やはり外枠が強いですね。特に回収率が100%超えて人気薄が走っている7枠が良いです。8枠は複勝率が高い割に回収率が低いので、人気馬が堅実に走るけど穴馬を勝たせるまでの効果はないってことです。
そして8枠と対照的に複勝率が低いのに8枠より高い回収率の2枠は人気薄を走らせる何かがあります。
これはフェブラリーステークスの過去5年の枠番別成績とも一致しますね。
東京ダート1600mは2枠と7枠に注目です。8枠は人気馬に限り有力です。
人気別の成績
過去5年の人気別の枠順別成績になります。
1-5番人気の成績
1枠[0,0,0,3]
2枠[2,0,0,1] 複勝率66.7%
3枠[0,1,0,2] 複勝率33.3%
4枠[1,1,0,0] 複勝率100%
5枠[0,1,2,1] 複勝率75%
6枠[1,0,0,3] 複勝率25%
7枠[1,2,0,1] 複勝率75%
8枠[0,1,0,1] 複勝率50%
7枠に1~5番人気の馬が入れば複勝率75%です！ 4,5枠の成績も良いですがバックデータが不足していますので、安易に飛びつくのは危険だと思います。ちなみに7枠で唯一馬券にならなかったのは去年G1初挑戦した藤田七菜子騎手のコパノキッキングですので、集計外としてもよいと思います。
2枠も安定して成績が良いです。
6番人気以下の成績
1枠[0,0,0,6]
2枠[0,0,2,4]
3枠[0,0,1,6]
4枠[0,0,0,8]
5枠[0,0,0,6]
6枠[0,0,0,6]
7枠[0,0,0,6]
8枠[0,0,0,8]
びっくりした結果になりました。まさかの外枠全滅。つまり人気薄で馬券になる馬は2枠か3枠で特に2枠という結果になります。
東京ダ1600ｍの結果からは7枠も穴馬の激走を確認できています。
穴馬は2枠、3枠、7枠限定です。
フェブラリーステークスは2頭軸で的中できる。
今年初のG1ですね！ このフェブラリーステークスは2頭軸で勝負できるレースです。
1頭目の軸はモズアスコットです。根岸ステークスで6番人気以内に支持され3着以内に入り、上りが4位以内の馬は全頭馬券になっています。そしてフェブラリーステークスは1番人気が強く過去10年で馬券にならなかったのは初ダートだったカレンブラックヒルと逃げ馬なのに行脚つかず7番手で競馬してしまったトランセンドの2頭だけです。
2頭目はインティではありません。東海ステークスで上りが3位以下で馬券になった馬はいません。去年の勝馬が2年連続で馬券になる場合は前哨戦G1で連対、重賞であれば勝った馬でないと馬券になっていません。インティは東海ステークスで上り5位&3着なので条件をどちらも満たしておらず馬券になれません。
であれば、どの馬が2頭目の軸馬なのか？？
この馬は
- 過去5年で馬券になった15頭の内12頭が満たした血統条件を満たしています。
- 前走〇〇の条件を満たす馬がフェブラリーで馬券になる確率71.4%
- 前々走〇〇で前走〇〇の条件を満たす馬がフェブラリーSで馬券になる確率100%
この3つの条件を満たした馬になります。
この馬は血統ウィナーズの無料コンテンツからの週末展望で「調教の動きからも状態は高いレベルで安定しており一発があって驚けないでしょう。」と紹介されている馬になります。この馬が全ての過去条件を満たした2頭軸の2頭目の馬になります。
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週末展望では本命馬以外にも数頭紹介し、それぞれを推す理由も別角度からしっかりと理由が書かれており、読み応えがある見解が書かれています。特にインティについての見解は読み応えがあります。
おまけとして書くと、音速の馬券師はダートは得意です。去年のフェブラリーステークスも3連複を5点で的中させています。
枠順確定
フェブラリーステークス2019の枠順が確定しました。
枠番 馬番 馬名 騎手
1 1. ブルドッグボス 和田 竜二
1 2. アルクトス 田辺 裕信
2 3. ワイドファラオ 福永 祐一
2 4. タイムフライヤー S.フォーリー
3 5. インティ 武 豊
3 6. ミッキーワイルド 北村 友一
4 7. ヴェンジェンス 幸 英明
4 8. キングズガード 秋山 真一郎
5 9. サンライズノヴァ 松山 弘平
5 10. ノンコノユメ 真島 大輔
6 11. モジアナフレイバー 繁田 健一
6 12. モズアスコット C.ルメール
7 13. デルマルーヴル M.デムーロ
7 14. ミューチャリー 御神本 訓史
8 15. ケイティブレイブ 長岡 禎仁
8 16. ワンダーリーデル 横山 典弘
2強のインティは3枠5番に、モズアスコットは6枠12番に入りました。
その他上位人気はサンライズノヴァが5枠に、アルクトスが1枠に、ヴェンジェンスが4枠に入りました。
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枠順の有利不利 まとめ
フェブラリーステークス2020の枠順の有利不利についてまとめました。
- 7枠の成績が圧倒的に良い。
- 2枠の成績も良い。
- 8枠は人気馬しか走らない。
- 対照的に人気馬であっても1枠に入った場合は評価を落とす必要がある。
以上。フェブラリーステークス2020の過去データ分析の枠順分析でした。
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