天皇賞春
1番人気は馬券になるのか?
大事なのが1番人気が馬券になるかどうかですね。
1番人気の過去10年間の成績とオッズになります。
年 | 馬名 | オッズ | 着順 |
---|---|---|---|
19 | フィエールマン | 2.8 | 1 |
18 | シュヴァルグラン | 3 | 2 |
17 | キタサンブラック | 2.2 | 1 |
16 | ゴールドアクター | 3.8 | 12 |
15 | キズナ | 3.3 | 7 |
14 | キズナ | 1.7 | 4 |
13 | ゴールドシップ | 1.3 | 5 |
12 | オルフェーヴル | 1.3 | 11 |
11 | トゥザグローリー | 3.1 | 13 |
10 | フォゲッタブル | 2.6 | 6 |
1番人気の信頼性は低いです。
過去10年で3回馬券になっています。
1番人気が馬券になる条件は以下になります。
- 前走が大阪杯で菊花賞の勝ち馬
- 前走がG2で4番人気以下の馬
- 前走AGCで2着以内&上りタイム2位以内の馬
- 天皇賞春で3着以内の経験がある休み明けの馬
これを満たした馬しかここ10年では馬券になっていません。少しでも、順調さを欠いた1番人気は馬券になっていません。
天皇賞春で好走している血統
天皇賞春の過去5年で馬券になった血統一覧です。ブラックタイドとディープインパクトは全く同じ血統なので同じ扱いです。
2015年
1着:ステイゴールド×マイバブー、ノーザンダンサー系
2着:ハーツクライ×リボー系、ファイントップ系
3着:ハーツクライ×APインディ系、ニジンスキー系
2016年
1着:ブラックタイド(ディープ)×プリンスりーギフト系、ボールドルーラー系
2着:ハーツクライ×APインディ系、ニジンスキー系
3着:ハーツクライ×ミスプロ系、ヌレイエフ系
2017年
1着:ブラックタイド(ディープ)×プリンスりーギフト系、ボールドルーラー系
2着:ハーツクライ×ミスプロ系、ヌレイエフ系
3着:ハーツクライ×ダンチヒ系、ヘイロー系
2018年
1着:ステイゴールド×ヴァイスリージェント系、ノーザンテースト系
2着:ハーツクライ×ミスプロ系、ヌレイエフ系
3着:ディープスカイ×ダンチヒ系、ロベルト系
2019年
1着:ディープインパクト×ニジンスキー(ノーザンダンサー)系、プリンスリーギフト系
2着:ディープインパクト×フォーティナイナー系、ノーザンテースト(ノーザンダンサー)系
3着:ステイゴールド×ダンチヒ系、ロベルト系
ハーツクライとステイゴールドとディープ(ブラックタイド)だけで馬券になった15頭の内14頭を占めてしまいます。
ディープインパクト産駒が馬券になる条件は
母方にプリンスリーギフト系かノーザンダンサー系の血を持っている馬
になります。
今年の出走馬ではシルヴァンシャーとトーセンカンビーナとフィエールマンが5代目にノーザンダンサー、ミッキースワロー、メイショウテンゲンが4代目にノーザンダンサー、モズベッロは6代目にノーザンダンサーがいました。
同じノーザンダンサーでも馬券になったことがあるニジンスキーの血を持つフィエールマンと4代目にノーザンダンサーがいる、ミッキースワローとメイショウテンゲンを血統からは推奨致します。
前走のグレード
前走のグレード別に馬券になる条件を調べました。 レース毎に条件を探そうとも思いましたが、休み明けのデメリットが減ってきて、天皇賞春においては前哨戦が多様化してきておりますので、新しい切り口で分析してみました。過去5年データです。
前走がG1
前走がG1だった馬の全頭成績は(1.1.0.2)です。前走G1組は出走数が少ないですが何にも考えなくても複勝率が50%もあります。馬券になる条件はこちらです。
前々走がG1出走
これを満たす馬の成績は(1.1.0.1)です。元々G1ばかり戦う実績組ということなんでしょう。前走がG2,G3の馬は馬券になっておりません。
その証拠に条件に前々走のG1で3着以内あれば(1.1.0.0)となり、複勝率100%になります。
今年の該当馬はいません。
今年の非該当馬はダンビュライト、フィエールマンになります。
前走がG2
前走がG2だった馬の全頭成績は(4.3.5.51)です。馬券になるほとんどの馬がG2をステップレースにしています。馬券になる条件はこちらです。
前々走がG1の場合
G2で2着以内
G1からG2で着順が9着以上
海外G15着以内とG2で4着以内
前々走がG2の場合
G2で2着以内
どれか1つでも満たす馬の成績は(4.3.5.13)です。複勝率50%まで上昇します。
今年の該当馬はミッキースワロー、モズベッロ、ユーキャンスマイルになります。
今年の非該当馬はエタリオウ、キセキ、シルヴァンシャー、スティッフェリオ、タイセイトレイル、トーセンカンビーナ、メイショウテンゲン、メロディーレーン、になります。
枠順確定2020
天皇賞春2020の枠順が確定しました。
枠番 馬番 馬名 騎手
1 1 モズベッロ 池添
2 2 エタリオウ 川田
3 3 トーセンカンビーナ 藤岡康
3 4 ダンビュライト 松若
4 5 ミッキースワロー 横山典
4 6 スティッフェリオ 北村友
5 7 ユーキャンスマイル 浜中
5 8 キセキ 武豊
6 9 ミライヘノツバサ 木幡巧
6 10 メロディーレーン 岩田望
7 11 メイショウテンゲン 幸
7 12 シルヴァンシャー Mデムーロ
8 13 ハッピーグリン 和田
8 14 フィエールマン ルメール
今年の上位人気はフィエールマン、キセキ、ユーキャンスマイル、ミッキースワロー、モズベッロです。
1-5番人気が複勝率75%になる1枠に①モズベッロが入りました。軸はこれで決まりです。もう1つに好枠6枠に人気馬は入れませんでした。
次に中穴のトーセンカンビーナ、メイショウテンゲン、エタリオウ、ダンビュライトを見ていきましょう。
中穴が馬券になるのは6枠と7枠だけです。
⑪メイショウテンゲンが7枠に入りました。気になる残り3頭はバッサリ切れます。
最後に10番人気以下の大穴になります。
大穴が馬券になるのは1-3枠だけです。
なんと! 今年の人気馬は外側に固まっているために、馬券になれる馬が1頭もいません!
枠順からの予想は
①モズベッロから残りの人気馬4頭とメイショウテンゲンに流すだけです。
枠順からは平穏な天皇賞春になりそうです。
青葉賞
1番人気は馬券になるのか?
大事なのが1番人気が馬券になるかどうかですね。
1番人気の過去10年間の成績とオッズになります。
年 | 馬名 | オッズ | 着順 |
---|---|---|---|
19 | ランフォザローゼス | 3.3 | 2 |
18 | スーパーフェザー | 3.7 | 3 |
17 | アドミラブル | 1.5 | 1 |
16 | レーヴァテイン | 4.2 | 3 |
15 | レーヴミストラル | 4.1 | 1 |
14 | ワールドインパクト | 2.6 | 2 |
13 | レッドレイヴン | 1.8 | 11 |
12 | フェノーメノ | 2.1 | 1 |
11 | トーセンレーヴ | 2.5 | 3 |
10 | ペルーサ | 1.4 | 1 |
1番人気の信頼性は高いです。
過去10年で9回馬券になっています。
1番人気が馬券になる条件は以下になります。
- 前走が同年度(2020年)
皐月賞も飛ばしての2歳戦以来の馬というのは、さすがに順調さを欠いていますので馬券になれません。
1番人気が予想されるフィリオアレグロ、オーソリティはどちらがなっても、この条件を満たすので馬券になれます。
というかこのレースは2,3番人気が過去10年で2回しか馬券になっていないので、どの馬が1番人気になるかはかなり重要です。
青葉賞は正逆6,15が、3着以内。6回連続出現中!!
2019年青葉賞(16頭)
正値-逆値
1着.2 – 15 →逆15
2着.3 – 14
3着.5 – 12
2018年青葉賞(18頭)
正値-逆値
1着.9 – 10
2着.15 – 4 →正15
3着.10 – 9
2017年青葉賞(12頭)
正値-逆値
1着.10 – 3 →逆15
2着.9 – 4
3着.6 – 7 →正6
2016年青葉賞(13頭)
正値-逆値
1着.6 – 8 →正6
2着.4 – 10
3着.13 – 1
2015年青葉賞(18頭)
正値-逆値
1着.8 – 11
2着.3 – 16
3着.6 – 13 →正6
2014年青葉賞(18頭)
正値-逆値
1着.11 – 8
2着.2 – 17
3着.13 – 6 →逆6
2020年 青葉賞(18頭)
正6:⑥
逆6:⑬
正15:⑮
逆15:④