こんにちは。音速の馬券師です。

2021年6月27日(日曜)に開催される宝塚記念に出走するレイパパレが馬券外に飛ぶ理由を書きます。デビュー以来負けなしの6連勝でG1を勝利し弱点無しのようにみえますが、今走では弱点があります。

安田記念ではグランアレグリア、オークスではソダシ、日本ダービーではエフフォーリアが勝てないと分析し的中しました。今回もご期待ください!

また、同時にレイパパレの代わりの穴馬と軸馬を紹介致します。

それでは分析スタートです!

 

 

レイパパレが馬券になれない理由

デビュー以来負けなしの6連勝でG1を勝利し、しかも大阪杯は2着に4馬身もつける圧勝でしたから、勝たなくても馬券には絶対になると思われるのもしょうがありません。もちろん現時点で単勝3.4倍でクロノジェネシスと2強を形成し多数の方から支持されています。

それではレイパパレが馬券になれない理由を説明していきます。

 

1つ目:スピード決着に対応できる根拠がない。

今回の阪神競馬場は良馬場で開催されます。多少の雨予想はありますが馬場を激変させるほどの雨量はありません。先週雨の中で競馬が開催されたとはいえ、G1週には高速馬場にきっちり仕上げてくるのがJRAの造園課です。

レイパパレの最高タイムは前々走の阪神芝2000mで1:59:9と平凡です。馬場の悪化が進む2週間後の阪神芝1600mの朝日杯FSではレコードタイム決着になっていることからも馬場が悪かったとは考えられません。阪神芝2000mのレコードタイムは1:57:2ですから時計的に平凡だったことがよくわかると思います。

もちろん宝塚記念でタイムを上昇させる可能性もあります。

しかし、宝塚記念では同じ逃げ馬であるユニコーンライオンに競りかけられるため楽には逃げれません。

さらに、残る有力馬のクロノジェネシスとカレンブーケドールは4角で4番手以内まで押し上げて逃げ馬を潰す競馬をしますので、4角で休めないという悪条件も追加されます。

さらに悪条件の追加続き、距離も200m伸びます。距離延長の場合逃げ馬は、踏ん張りが効かないですよね。
過去5年データで今回が阪神芝2200m。前走芝2000m以下の馬の複勝率は24.5%複勝回収率69.5%。これに対して前走芝2400m以上の馬の複勝率は29.3%複勝回収率96.7%で圧倒的に短縮組の方が成績が良いです。

この3点から例え良馬場になったとしてもタイムを大幅に上昇させることは難しいと判断します。

 

2つ目:宝塚記念で馬券になった馬の条件と一致しない。

宝塚記念は前走負けた馬しかほぼ馬券になりません。

前走成績の一覧です。

着順 馬名 前走着順 前走人気 前走レース名 馬名
16 1 マリアライト 2 1 目黒記念 マリアライト
16 2 ドゥラメンテ 2 3 ドバイシーマクラシック ドゥラメンテ
16 3 キタサンブラック 1 2 天皇賞(春) キタサンブラック
17 1 サトノクラウン 6 3 大阪杯 サトノクラウン
17 2 ゴールドアクター 7 5 天皇賞(春) ゴールドアクター
17 3 ミッキークイーン 7 1 ヴィクトリアマイル ミッキークイーン
18 1 ミッキーロケット 4 9 天皇賞(春) ミッキーロケット
18 2 ワーザー 6 3 ライオンTC(香港G3) ワーザー
18 3 ノーブルマーズ 2 10 目黒記念 ノーブルマーズ
19 1 リスグラシュー 3 2 Qエリザベス2世(香港G1) リスグラシュー
19 2 キセキ 2 2 大阪杯 キセキ
19 3 スワーヴリチャード 3 3 ドバイシーマクラシック スワーヴリチャード
20 1 クロノジェネシス 2 4 大阪杯 クロノジェネシス
20 2 キセキ 6 3 天皇賞(春) キセキ
20 3 モズベッロ 7 5 天皇賞(春) モズベッロ

2016年に3着に入ったキタサンブラックを除き全馬が前走負けています。

 

次に前走大阪杯組にフォーカスを当ててみましょう。

前走大阪杯から宝塚記念に直行した馬は16頭おり全頭成績は(2.1.0.13)です。

馬券になった3頭は大阪杯で2着、6着、2着で全頭が負けた馬でした。

ちなみに大阪杯で1着だった馬の成績は4着、6着、8着、16着と散々な成績に終わっています。

 

大阪杯1着馬が馬券にならない理由は

  • 2000mで強い馬が2200m強くはない
  • 200mの距離延長

の2つが考えられます。距離延長については前述の通りです。

よく1200mでも1600mでも勝てないのに1400mだけ異常に強い馬っていますよね。同様に2000mと2400mではなく2200mがベストという馬も存在し、宝塚記念はそういう馬が勝つことが多いです。ですから、初G1制覇が宝塚記念という馬が多いのです。

レイパパレは2000mで連勝していることから2000mが得意な距離であることは間違いありません。ですから2200mになるとパフォーマンスを落とす確率が高いです。

 

レイパパレが馬券にならない理由まとめ

レイパパレが馬券にならない理由を調べました。

1つ目:スピード決着に対応できる根拠がない。

2つ目:宝塚記念で馬券になった馬の条件と一致しない。

 

レイパパレは2つも大きなマイナス材料があるので馬券になりません。

 

 

 

5年連続で的中している穴馬と軸馬

軸馬

前述の通り宝塚記念で2016年に3着に入ったキタサンブラックを除き全馬が前走負けています。

この条件を元に軸馬にふさわしいデータをさらに調べてみました。

  • 前走G1で2着から8着
  • 前走G1で5番人気以内
  • 前走海外G1ではない
  • 前々走が日経賞か京都記念で2番人気以内

この条件までも満たすと(2.1.1.1)で複勝率80%まで上昇します。

今年の該当馬はカレンブーケドールだけです。

 

 

5年連続で的中している穴馬

 

続いて5年連続で的中している穴馬の紹介です。

宝塚記念は穴馬全頭がもっている「穴馬血統」

前走等の馬券になったことがある実績を満たした「好走履歴」

両方をもった馬しか穴をあけたことがありません

実際の過去5年の履歴がこちら。

6番人気以下の穴馬全頭「穴馬血統」と「好走履歴」の印があることが分かってもらえたと思います。

 

今年の出走馬の印はこちらになります。

穴馬でこの条件を満たしているのはD馬、F馬、H馬の3頭です。

3頭の中には10番人気以下の大穴馬も入っています!

 

 

この穴馬「HORIZON」無料コンテンツである「無料3連複予想」の「フォーメーション3列目の2番目の馬」「プラス3した馬」と「マイナス3した馬」と「マイナス7した馬」なります。この馬が穴馬統と好走履歴の両方を満たした穴馬(D馬・F馬・H馬)になります。「フォーメーション3列目の2番目の馬」が10番だった場合は「13番」「7番」「3番」が穴馬になります。

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「穴馬全馬が該当しているデータです」

2018年はこのデータに該当した3頭の穴馬で決着し3連複93,450円の大波乱となりました。

宝塚記念は穴馬がほぼ1頭は絡むレースです。
穴馬はこの3頭からで確定です。

クロノジェネシスから該当穴馬の3連複配当は最高700倍を超えています。

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まとめ

レイパパレが馬券外に飛ぶ理由

  • スピード決着に対応できない。
  • 宝塚記念で馬券になってきた馬の条件を満たさない。

 

軸馬

過去データを満たしたカレンブーケドール

 

穴馬

過去5年の穴馬全頭が該当したデータを満たした馬が今年は3頭出走した。

該当馬は「HORIZON」無料コンテンツである「無料3連複予想」の「フォーメーション3列目の2番目の馬」「プラス3した馬」と「マイナス3した馬」と「マイナス7した馬」なります。この馬が穴馬統と好走履歴の両方を満たした穴馬(D馬・F馬・H馬)になります。「フォーメーション3列目の2番目の馬」が10番だった場合は「13番」「7番」「3番」が穴馬になります。

 

 

以上。レイパパレが勝てない宝塚記念2021でした。