こんにちは。音速の馬券師です。
2021年4月4日(日曜)に開催される大阪杯の3強分析になります。
過去にG1で何回も3強対決がありました。驚くことに3強で決着したことは去年のジャパンカップだけです。
前回のジャパンカップは史上初の3冠馬3頭の対決でした。やはり3冠馬は他馬より圧倒時な能力があり、3頭での決着となってしまいました。
しかし、このレースを除いては3強だけで決まったことは1度もありませんでした!
それでは3強分析の公開スタートです!
3強対決
過去10年のG1における3強対決の結果を調べてみました。
3強の定義は1~3番人気のオッズが5倍以下であること、4番人気のオッズが12倍以上であることにしました。
該当レースは10レースでした。
早速結果を見ていきましょう。
2020年ジャパンカップ:1人気2.2倍、2人気2.8倍、3人気3.7倍、4人気17.2倍
結果:1着1番人気、2着2番人気、3着3番人気
2020年皐月賞:1人気2.7倍、2人気3.6倍、3人気3.8倍、4人気13倍
結果:1着1番人気、2着3番人気、3着8番人気
2019年日本ダービー:1人気1.6倍、2人気4.3倍、3人気4.7倍、4人気25.9倍
結果:1着12番人気、2着3番人気、3着2番人気
2016年皐月賞:1人気2.7倍、2人気2.8倍、3人気3.7倍、4人気16.1倍
結果:1着8番人気、2着3番人気、3着1番人気
2016年桜花賞:1人気1.5倍、2人気4.9倍、3人気5.0倍、4人気22.0倍
結果:1着3番人気、2着2番人気、3着6番人気
2015年チャンピオンズカップ:1人気3.3倍、2人気3.7倍、3人気3.8倍、4人気12.4倍
結果:1着12番人気、2着3番人気、3着5番人気
2013年ジャパンカップ:1人気2.1倍、2人気3.4倍、3人気4.9倍、4人気21.1倍
結果:1着1番人気、2着7番人気、3着11番人気
2013年エリザベス女王杯:1人気3.3倍、2人気3.9倍、3人気5.0倍、4人気13.9倍
結果:1着2番人気、2着6番人気、3着5番人気
2013年天皇賞秋:1人気2.0倍、2人気4.4倍、3人気4.7倍、4人気14.9倍
結果:1着5番人気、2着1番人気、3着3番人気
2013年宝塚記念:1人気2.4倍、2人気2.9倍、3人気3.2倍、4人気14.2倍
結果:1着2番人気、2着5番人気、3着1番人気
<3強対決まとめ>
3強で決まる確率:10.0%:1/10レース
3強から2頭で決まる確率:60.0%:6/10レース
3強から1頭で決まる確率:30.0%:3/10レース
3強が勝つ確率:60.0%:6/10レース
前述の通り、去年のJCを除き3強で決着したことは1度もありません。 決着したとしても3連複の配当はたったの5倍程度です。
3強で勝負することはまさしくハイリスクローリターンで狙うべきではありません。
人気馬、穴馬
とはいっても、過去データをみてもやはり3強が強いのは事実で、食い込む馬を明確な自信を元に選ぶのは難しいですよね。
調べに調べてみると、大阪杯には人気馬、穴馬それぞれに法則があったので紹介します。
複勝率100%の法則
なんと大阪杯がG1に昇格してからずっと的中している法則になります。
その条件はこちらです。
- 近2走が共に重賞でG1を1回以上使っていること
- 近2走共に2着以内であること
- 近2走で1回でも4角順位4番手以内であること
なかなか難しい条件ですが該当馬が今年はいました。
コントレイルになります。
3冠馬はやはり強く、軸はコントレイルで決まりです。
コントレイルに関するプチ情報ですが
コントレイルが勝利したG1では必ずコントレイルが入った枠の3つ外の枠が馬券になっています。
ホープフルステークス
コントレイル:2枠、 2着が5枠(2+3=5枠)
皐月賞
コントレイル:1枠、2着が4枠(1+3=4枠)
日本ダービー
コントレイル:3枠、2着が6枠(3+3=6枠)
菊花賞
コントレイル:2枠、2着と3着が5枠(2+3=5枠)
しかも対象枠から2頭が馬券にならなかったレースでは+3枠で馬券になったのは全て2番人気です!
今年の大阪杯でコントレイルは5枠です。
よって+3枠の該当枠は8枠になります。
しかも8枠には2番人気のグランアレグリアがいます。
完璧に一致しており、グランアレグリアが馬券になることもこれで確定です。
つまり3強で飛ぶのはサリオスということになります。
他2頭に対してサリオスはG1を勝利したことはありませんし実績で見劣りしますのでしょうがないかと思います。
では穴馬はどれになるのか気になりますよね??
穴馬の法則
大阪杯がG1になったあとに6番人気以下で馬券になった3頭が満たしていた法則です。
3頭全てが満たしていた法則は
- 芝****で3着以内の実績があるか1年以内に****の実績がある。
- 前走が2400m以上のクラシックディスタンスではない。
の2つになります。
この2つの条件を満たした馬しか穴馬(6番人気以下)になっておりません。
今年の該当馬は2頭。
この穴馬2頭は「馬生」の無料コンテンツである「Ultimate one」で紹介されている「5頭目の馬」の馬番に「マイナス1した馬」と「プラス3した馬」になります。
(馬生に紹介されている馬の馬番が仮に5だった場合は、4と8が穴馬になります。)
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コントレイルは3冠馬
グランアレグリアはG14勝馬
サリオスはG11勝で前走はグランアレグリアに斤量1kg差で0.4秒差負け。今走は2kgまで斤量が広がります。
「この事実と3強データを知っているのにあなたは大阪杯が、あの3頭で決まると思えますか?」
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まとめ
大阪杯2021の3強対決のまとめになります。
- 3強で決まる確率:10.0%:1/10レース
- 3強から2頭で決まる確率:60.0%:6/10レース
- 3強から1頭で決まる確率:30.0%:3/10レース
- 3強が勝つ確率:60.0%:6/10レース
3強では決まりません。それどころか、勝つ確率すら60%程度しかありません。
馬券は⑦コントレイル⇒⑫グランアレグリア⇒穴馬2頭の2点でOK
以上。大阪杯の3強分析でした。