1番人気は馬券になるのか?

大事なのが1番人気が馬券になるかどうかですね。

1番人気の過去10年間の成績とオッズになります。

馬名 オッズ 着順
22 ダノンベルーガ 3.5 4
21 エフフォーリア 1.7 2
20 コントレイル 1.4 1
19 サートゥルナーリア 1.6 4
18 ダノンプレミアム 2.1 6
17 アドミラブル 3.4 3
16 ディーマジェスティ 3.5 3
15 ドゥラメンテ 1.9 1
14 イスラボニータ 2.7 2
13 キズナ 2.9 1

1番人気の信頼性は普通です。

過去10年で7回馬券になっています。

馬券にならなかった全ての1番人気馬が満たしていた条件をみつけました。

  • 9週以上の休み明けの馬
  • 皐月賞で3着以下だった馬
  • 皐月賞で0.1秒以上の着差をつけて勝ってない馬

どれか1つでも該当すると馬券になりません。

ソールオリエンスはどれにも該当しないので馬券になります。

 

 

高速馬場で走る血統ありました。

日本ダービーを分析するにあたり過去4年で分析しないといけません。

何故なら近4年で高速化が一気に進んだからです。

開催年 馬場 タイム 勝ち馬
22年 02:21.9 ドウデュース
21年 02:22.5 シャフリヤール
20年 02:24.1 コントレイル
19年 02:22.6 ロジャーバローズ
18年 02:23.6 ワグネリアン
17年 02:26.9 レイデオロ
16年 02:24.0 マカヒキ
15年 02:23.2 ドゥラメンテ
14年 02:24.6 ワンアンドオンリー
13年 02:24.3 キズナ

近4年の平均タイムは「2:22:8」です。

その前6年の平均タイム「2:24:4」です。

全く違いますよね。

先週は良馬場回復した直後だったのにオークスは歴代2位の2:23:1の高速決着でした。

今週はBコースからCコースに変わりますし、日本ダービーは間違いなく高速決着です。

特に高速決着だった2021年、2020年、2019年の3年間に焦点を絞ると馬券になりやすい血統が明確に分かりました。

 

 

高速決着のときに活躍した血統を調べました。

2019年:2:22:6
1着:父:ディープインパクト 母系:ダンチヒ、ボールドルーラー
2着:父:ディープインパクト 母系:ストームバード、ボールドルーラー
3着:父:ジャスタウェイ(ハーツクライ) 母系:ダンチヒ、ニジンスキー

 

2021年:2:22:5
1着:ディープインパクト 母系:APインディ、シアトルスルー
2着:エピファネイア、ニジンスキー 母系:ハーツクライ
3着:バゴ 母系:ミスプロ、ヌレイエフ

 

2022年:2:21:9
1着:父:ハーツクライ 母系:ミスプロ、ボールドルーラー、ニジンスキー
2着:父:キタサンブラック 母系:トニービン、ヌレイエフ
3着:父:ディープインパクト 母系:ノーザンダンサー、ロベルト

 

母父含めてハーツクライ産駒が強いです。出走馬がいないディープインパクトを除くと、ハーツクライ系だけが高速馬場になった年全てで馬券になっています。

しかもその相手にはニジンスキーが必ず入っていました!

今年の出走馬でハーツクライ系は2頭だけ。

  • シーズンリッチ:ニジンスキー×母父ハーツクライ
  • ハーツコンチェルト:ハーツクライ×ミスプロ、ダンチヒ、APインディ

 

皐月賞組

最多11頭の3着内馬を輩出しています。過去5年で3勝もの勝ち馬を輩出し,9年連続で前走皐月賞組が2頭以上馬券になっている最需要な前走レースです。つまり皐月賞組しかほぼ馬券にならないのが今の日本ダービーなのです。全頭成績は(3.5.4.37)です。

皐月賞で負け過ぎた馬には厳しいデータがでています。では買い条件を見ていきましょう。

絶対条件1

  • 皐月賞で8着以内

これを満たした馬の成績は(3.5.4.22)で、これを満たしていない馬は過去10年まで遡っても1頭も馬券になっていません。

今年の該当馬はシャザーン、ショウナンバシット、ソールオリエンス、タスティエーラ、トップナイフ、メタルスピードになります。

 

絶対条件2

  • 皐月賞で8番人気以内

これを満たした馬の成績は(3.5.4.13)で、こちらも満たしていない馬は過去10年まで遡っても1頭も馬券になっていません。

今年の該当馬はシャザーン、ソールオリエンス、タスティエーラになります。

 

条件3

ちょっとオカルト条件みたいな条件もみつけました。

  • 皐月賞で4角順位が4番手か5番手

これを満たした馬の成績は(0.4.1.1)で、複勝率83.3%になります。

今年の該当馬はタスティエーラになります。

 

 

G1の法則

今年の全G1レースで続いている法則になります。

1-3着の人気が翌レースの枠番に連動しています。ただし、9番人気以下の馬が2頭以上いた場合は対象外です。

G1レース名:人気   G1レース名:枠番

フェブラリー:1-3-4 ⇒ 高松宮記念:7-7-1

高松宮記念:12-2-13(9番人気以下が2頭以上で対象外) ⇒ 大阪杯:5-6-7

大阪杯:2-1-10 ⇒ 桜花賞:2-5-7

桜花賞:1-6-5 ⇒ 皐月賞:1-7-4

皐月賞:2-5-1 ⇒ 天皇賞春:1-4-8

天皇賞春:2-5-6 ⇒ NHKマイル:6-2-5

NHKマイル:7-8-3 ⇒ ヴィクトリアM:3-8-1

ヴィクトリアM:4-3-1 ⇒ オークス:3-6-7

オークス:1-2-15 ⇒ 

日本ダービーでは1枠か2枠が馬券になります。