1番人気は馬券になるのか？
大事なのが1番人気が馬券になるかどうかですね。
1番人気の過去10年間の成績とオッズになります。
| 年 | 馬名 | オッズ | 着順 |
|---|---|---|---|
| 20 | コントレイル | 1.4 | 1 |
| 19 | サートゥルナーリア | 1.6 | 4 |
| 18 | ダノンプレミアム | 2.1 | 6 |
| 17 | アドミラブル | 3.4 | 3 |
| 16 | ディーマジェスティ | 3.5 | 3 |
| 15 | ドゥラメンテ | 1.9 | 1 |
| 14 | イスラボニータ | 2.7 | 2 |
| 13 | キズナ | 2.9 | 1 |
| 12 | ワールドエース | 2.5 | 4 |
| 11 | オルフェーヴル | 3 | 1 |
1番人気の信頼性は普通です。
過去10年で7回馬券になっています。
馬券にならなかった全ての1番人気馬が満たしていた条件をみつけました。
- 9週以上の休み明けの馬
- 皐月賞の前のレースが重賞でない馬
- 皐月賞で0.1秒以上の着差をつけて勝ってない馬
どれか1つでも該当すると馬券になりません。
エフフォーリアはどれにも該当しないので馬券になります。
日本ダービーとオークスの関係
日本ダービーとオークスは同じ東京2400m開催でしかも時期も全く同じです。年齢も同じ3歳制限ですので、似通った血統構造の馬が走るのではと思い調べてみました。
2014年 オークス 2014年 日本ダービー
1着：ハーツクライ×ダンチヒ ⇒ 1着：ハーツクライ×ダンチヒ
2着：ディープインパクト
3着：ゼンノロブロイ
2015年 オークス 2015年 日本ダービー
1着：ディープインパクト×ミスプロ ⇒ 2着：ハーツクライ×ダンチヒ
2着：マンハッタンカフェ
3着：ディープインパクト
2016年 オークス 2016年 日本ダービー
1着：ディープ×サドラーズウェルズ&ヘイロー ⇒ 1着：ディープ×ヘイロー
2着：キングカメハメハ 2着：ディープ×ヘイロー
3着：ディープインパクト 3着：ディープ×サドラーズウェルズ
2017年 オークス 2017年 日本ダービー
1着：フランケル
2着：ハービンジャー
3着：ハーツクライ×ネバーベンド ⇒ 2着：ハーツクライ×ネバーベンド
2018年 オークス 2018年 日本ダービー
1着：ロードカナロア
2着：ルーラーシップ
3着：オルフェーブル×フォーティナイナー ⇒ 2着：オルフェーブル×フォーティナイナー
2019年 オークス 2019年 日本ダービー
1着：ディープインパクト×ストームバード ⇒ 2着：ディープインパクト×ストームバード
2着：ディープインパクト×ストームバード ⇒ （同上）
3着：バゴ
2020年 オークス 2020年 日本ダービー
1着：エピファネイア
2着：スクリーンヒーロー
3着：ゴールドシップ（ステイゴールド）×ノーザンダンサー ⇒ 3着：ドリームジャーニー（ステイゴールド）× ノーザンダンサー
オークス1-3着馬と同じ血統構造を持つ馬が必ず日本ダービーで馬券になっていることが分かりました。
今年のオークス1-3着馬と同じ血統構造を持つ馬を調べました。
2021年 オークス
1着：ゴールドシップ（ステイゴールド）× ブライアンズタイム、デビルズバッグ
2着：ディープインパクト×ミスプロ、ヴァイスリージェント
3着：キズナ（ディープインパクト）× フォーティナイナー、ウッドマン
日本ダービー出走予定馬で全く同じ血統構造を持つ馬はたった1頭！
しかも人気薄の1頭でした！
今年の日本ダービーで出走予定馬で同じ血統構造の馬はこちらです！
ヨーホーレイク：ディープインパクト×ヴァイスリージェント
買い目にいれること必須です。
前走皐月賞組
最多12頭の3着内馬を輩出しています。過去5年で4勝もの勝ち馬を輩出し,6年連続で前走皐月賞組が2頭以上馬券になっている最需要な前走レースです。つまり皐月賞組しかほぼ馬券にならないのが今の日本ダービーなのです。全頭成績は(4.5.3.35)です。
皐月賞で負け過ぎた馬には厳しいデータがでています。では買い条件を見ていきましょう。
条件は5つあります。該当する条件が多いほど馬券になりやすいです。特に条件1か条件2を満たさずに馬券になった馬は1頭もいませんので必須条件です。
皐月賞組が馬券になる絶対条件1. 5着以内か5番人気以内&勝ち馬から0.7秒差以内
これを満たす馬の成績は(4.5.3.13)です。これに該当しなかった馬は1頭も馬券になっていません。皐月賞で結果もしくは支持を集めていた馬でないと馬券にはなれません。
皐月賞組が馬券になる絶対条件2. 前々走がオープンレースで2着以内
これを満たす馬の成績は(4.5.3.11)です。これに該当しなかった馬は1頭も馬券になっていません。皐月賞の以前から強い結果をだしていること、つまり完成度が高いということでしょう。
この2つの条件を満たし今年馬券になる資格がある馬はアドマイヤハダル、エフフォーリア、タイトルホルダー、ヨーホーレイク、ラーゴム、ヴィクティファルスの6頭です。
次にさらに馬券になる確率が高い条件を列挙していきます。
皐月賞1着馬が馬券になる条件. 2着馬に0.1秒以上の着差
1着馬の成績は(1.1.1.2)です。馬券にならなかった2頭は着差0.0秒でした。 19年の1着馬サートゥルナーリアは上り1位でも馬券になれませんでしたが、それ以外で馬券になった馬は上り1位も満たしていました。
エフフォーリアはタイム差0.5秒ですので馬券になれます。しかし上りは2位でしたので勝ちきれないと思います。
皐月賞1番人気が馬券になる条件. 全頭買い
1番人気の成績も(2.1.0.1)と抜群です。唯一馬券にならなかった馬はサートゥルナーリアで前述の条件を満たしていなかったため、馬券にならなかったといえます。
今年は皐月賞1番人気馬は出走しません。
皐月賞で2着以下馬が馬券になる条件. 6着以内&5番人気以内&着差0.4秒以内を同時に満たす馬
これを満たす馬の成績は(2.4.1.1)です。複勝率87.5%と抜群です。
これに該当していた馬はいません。
条件に合致する馬はアドマイヤハダル、エフフォーリア、タイトルホルダー、ヨーホーレイク、ラーゴム、ヴィクティファルスです。
エフフォーリアも追加条件を完璧に満たしていないので、今年の皐月賞組は人気薄が絡みそうですね。
位置取り
日本ダービーで3着以内にきた馬の位置取りをまとめました。同時に前走の4角の位置取りも書きました。
2013年
1着 15-15-14-14 前13
2着 10-9-10-10 前3
3着 2-1-2-1 前1
2014年
1着 3-5-6-5 前12
2着 3-3-3-2 前4
3着 3-9-7-6 前3
2015年
1着 7-8-8-7 前7
2着 9-9-9-7 前5
3着 14-14-14-13 前9
2016年
1着 8-8-8-8 前13
2着 5-7-6-7 前5
3着 10-10-8-10 前10
2017年
1着 13-14-2-2 前14
2着 7-7-7-5 前10
3着 15-17-13-12 前4
2018年
1着 4-5-6-4 前12
2着 1-1-1-1 前4
3着 4-3-2-2 前4
2019年
1着 2-2-2-2 前1
2着 5-5-5-3 前5
3着 7-7-7-8 前4
2020年
1着 12-12-12-7 前7
2着 4-5-6-4 前4
3着 11-11-10-9 前9
4角で8番手以内の位置を取れる先行馬と捲れる馬が1，2着で、3着に後方から追い込んだ馬という決着が15年から17年の3年連続で続いていました。
しかし高速馬場の影響で2018年からは追い込み一辺倒では届かいことが続いています。
皐月賞は先行型で日本ダービーは末脚だけあれば勝てる時代は昔です。
今年も高速馬場の傾向ですので、前走4角10番手より後ろの馬は馬券になれません。
サトノレイナスは完全な追い込みレースしかしていませんので、大幅割引が必要です。
6番人気以下の馬の枠番別成績になります。
1枠[1,0,0,7]
2枠[0,0,0,7]
3枠[0,0,1,5]
4枠[0,0,1,5]
5枠[0,0,0,8]
6枠[0,0,0,5]
7枠[0,0,0,12]
8枠[0,0,0,13]
この結果凄いですね。人気薄は4枠から内しか馬券になっていません！
5枠より外の人気薄は全部消しです。
