どうなの1番人気?

大事なのが1番人気が馬券になるかどうかですね。

1番人気の過去10年間の成績とオッズになります。

馬名 オッズ 着順
17 キタサンブラック 3.1 1
16 モーリス 3.6 1
15 ラブリーデイ 3.4 1
14 イスラボニータ 2.8 3
13 ジェンティルドンナ 2 2
12 フェノーメノ 3.4 2
11 ブエナビスタ 2.8 4
10 ブエナビスタ 2.2 1
9 ウオッカ 2.1 3
8 ウオッカ 2.7 1

1番人気の信頼性は高いです。

過去10年で9回馬券になっています。

唯一馬券になれなかったブエナビスタですが、この馬だけある条件を満たしていました。

 

馬券にならない条件

  • 休み明けの馬は1年以内にG1を2勝していないと馬券にならない。

 

そして、この馬券にならない条件をスワーヴリチャードが満たしてしまっています。

そう、スワーヴリチャードは馬券になれないのです。。。。。。。。

 

 

ディープインパクト産駒が馬券になる条件

ディープインパクト産駒は沢山の馬が馬券になっていますが、出走頭数が多いため馬券にならない馬も多く、全頭を買う訳にはいきません。詳しく調べたところ、馬券になったディープインパクト産駒には母型に共通の血を持つことが分かりました。

  • ミスプロ系の血を持つ馬。
  • ダンチヒの血を持つ馬。

ディープインパクト産駒で馬券になった馬一覧。

2016年
2着 母ミスプロ+ヌレイエフ
3着 母ミスプロ+ダンチヒ

2015年
2着 母ミスプロ+ダンチヒ

2014年
1着 母ミスプロ+サドラーズウェルズ
2着 母ダンチヒ

2013年
2着 母ダンチヒ

 

母系にミスプロがいる馬が走っていることが分かります。ミスプロ+ダンチヒ、ヌレイエフ、サドラーズウェルズの血を持つとさらに良いです。ミスプロを持っていない場合は最低でもダンチヒの血が必要です。

今年のディープインパクト産駒は6頭います。

今年の該当馬はアルアイン、ステファノス、ヴィブロスになります。

今年の非該当馬はサングレーザー、マカヒキになります。

ミスプロ+ヌレイエフの最高の配合の馬はヴィブロス1頭でした。

 

 

特に馬券になっている血統

ディープインパクト産駒の母型にはミスプロが必要と先程書きました。

では、父がディープじゃない馬はどんな血統何だろうと調べました。

2016年
1着 父ダンチヒ 母リファール+サドラーズウェルズ

2015年
1着 母系にグレイソヴリン
3着 母系にグレイソヴリン

2014年
3着 母系にグレイソヴリン

2013年
1着 父系にグレイソヴリン
3着 ×

2013年3着だったエイシンフラッシュを除いた馬がグレイソヴリンを持っていました。グレイソヴリンがない2016年1着モーリスはディープ(リファール系)+ダンチヒと同じパターンです。

父ディープインパクトでない場合、リファール系+ダンチヒ、グレイソヴリンの血統がほぼ必須といえます。

過去に天皇賞秋を制したサクラチセオー(1995年)、オフサイドトラップ、エアグルーヴ等はグレイソヴリン系の代表的種牡馬トニービンの子供であることから、グレイソヴリン系が昔から現在に至るまで、ずっと東京との相性が良い事が分かりますよね。

 

今年の該当馬はキセキ(リファール×ミスプロ、ヌレイエフ)、スワーヴリチャード、ダンビュライト、ミッキーロケット、になります。
該当はしていませんが、父ハービンジャー産駒のディアドラは買い目に入れておくべきです。

 

過去5年の前走

まずは馬券になれる前走レースはどのレースなの?

過去5年で馬券になった前走レースは

  • セントライト記念
  • 安田記念
  • 宝塚記念
  • 毎日王冠
  • 京都大賞典
  • 札幌記念

この6レースだけです。今年はセントライト記念組と京都大賞典組の出走はありませんので、4レースに絞れます。

あれ?

1番人気になる可能性もあるレイデオロの前走オールカマーは馬券になったことがないの?
⇒そうなんです。過去5年どころか12年前に2着に来たスウィフトカレント以降、1頭も馬券になっていないないのです。

過去5年でオールカマー1着3頭、2着2頭と上位着順の馬が5頭出走していますが、最高成績はショウナンパンドラの4着です。

この時点で前走データ的にはレイデオロは切りになります。

 

残りの4レースについても詳しく調べていきました。

 

宝塚記念

全頭成績は(1.3.1.5)で複勝率が50%もあります。馬券になるための条件は2つあります。

  • 5着以内
  • 6着以下の場合は前々走G1で1着

馬券になった馬は、このどちらかの条件を100%満たしていました。該当馬の成績は(1.3.1.3)で複勝率が62.5%まで上昇します。

さらに馬券になった5頭の内4頭は

  • 13カ月以内にG1を2勝

という条件も満たしていました。満たしていなかったのは去年3着にきて大穴をあけたレインボーラインだけです。

今年の該当馬はミッキーロケット、ヴィブロスになります。

しかし2頭共に13カ月以内にG1を2勝という条件を満たしておりませんので、フォーメーションの3列目が妥当です。

 

 

毎日王冠

馬券になる馬を一番輩出していますし、2016年までは毎年1頭は毎日王冠組が馬券になっていた最重要ステップレースです。
全頭成績は(2.1.3.22)と馬券にならない馬も沢山排出していますので、見極めが大事です。馬券になる条件は3あります。

  • 3着以内
  • 5着以内&2番人気以内
  • 7着以内&上りタイムが2位以内

馬券になった馬は、このどちらかの条件を100%満たしていました。該当馬の成績は(1.3.1.10)で複勝率が33.3%まで上昇します。

今年の該当馬はキセキとステファノスになります。アクションスターはこの条件を満たしていないので馬券になりません。

 

さらに3着以内で馬券になった馬全てが下記条件を満たしていました。

  • 人気より上の着順

キセキはこれを満たしています。

 

7着以内で馬券になった馬においても、全頭が満たす条件がありました。

  • 人気より下の着順

ステファノスは満たしていません。