こんにちは。音速の馬券師です。
2022年4月3日(日曜)に開催される大阪杯の2強分析になります。
過去にG1で何回も2強対決がありました。驚くことに2強でワンツー決着したことはたった2回だけです。
対象を広げて2強のどちらもが3着内にしたとしても、14レース中たったの5回になります。
さらに詳しく分析してみます。
それでは2強分析の公開スタートです!
2強対決
過去10年のG1における2強対決の結果を調べてみました。
2強の定義は1~2番人気のオッズが4倍以下であること、3番人気のオッズが7.5倍以上であることにしました。
該当レースは14レースでした。
早速結果を見ていきましょう。
2021年有馬記念:1人気2.1倍、2人気2.9倍、3人気7.9倍
結果:1着1番人気、2着5番人気、3着2番人気
2021年皐月賞:1人気3.3倍、2人気3.7倍、3人気8.8倍
結果:1着2番人気、2着8番人気、3着6番人気
2019年安田記念:1人気1.7倍、2人気3.2倍、3人気12.5倍
結果:1着4番人気、2着3番人気、3着1番人気
2018年スプリンターズステークス:1人気2.8倍、2人気3.4倍、3人気10.8倍
結果:1着1番人気、2着11番人気、3着13番人気
2017年天皇賞春:1人気2.2倍、2人気2.5倍、3人気9.9倍
結果:1着1番人気、2着4番人気、3着2番人気
2016年菊花賞:1人気2.3倍、2人気3.2倍、3人気11.7倍
結果:1着1番人気、2着9番人気、3着6番人気
2016年オークス:1人気2.0倍、2人気4.0倍、3人気12.2倍
結果:1着1番人気、2着2番人気、3着5番人気
2014年スプリンターズステークス:1人気2.8倍、2人気3.6倍、3人気8.8倍
結果:1着13番人気、2着2番人気、3着5番人気
2012年有馬記念:1人気2.7倍、2人気3.7倍、3人気10.0倍
結果:1着1番人気、2着10番人気、3着2番人気
2012年スプリンターズステークス:1人気2.5倍、2人気4.4倍、3人気9.9倍
結果:1着2番人気、2着1番人気、3着9番人気
2012年日本ダービー:1人気2.5倍、2人気3.1倍、3人気8.5倍
結果:1着3番人気、2着5番人気、3着7番人気
2011年有馬記念:1人気2.2倍、2人気3.2倍、3人気9.2倍
結果:1着1番人気、2着7番人気、3着9番人気
2011年ジャパンカップ:1人気3.3倍、2人気3.4倍、3人気7.5倍
結果:1着2番人気、2着6番人気、3着14番人気
2011年オークス:1人気2.2倍、2人気3.0倍、3人気10.4倍
結果:1着7番人気、2着8番人気、3着2番人気
<2強対決まとめ>
2強がワンツーで決まる確率:14.3%:2/14レース
2強から2頭が3着内確率:35.7%:5/14レース
2強から1頭が3着内確率:57.1%:8/14レース
2強のどちらも馬券外確率:7.1%:1/14レース
2強のどちらかが勝利する確率:71.4%:10/14レース
出現率が1番高いのは2強のどちらかだけが馬券になることです。
2強が1,2着する3連単と2強のどちらも買わないのはやめた方がいいです。
過去の傾向から考えると
1着:2強 ⇒ 2着:穴馬 ⇒ 3着:2強の3連単が一番バランスがよさそうです。
しかし、有馬記念でこのパターンは出現しており、過去に連続してこのパターンになったことがないので
大阪杯に関しては2強-穴馬-穴馬の3連複が一番です!
軸馬
2強の内どちらかか軸馬になります。
エフフォーリアは複勝率100%の条件を満たしています。
- 近2走が共にG1で前走が有馬記念かジャパンカップで5着以内、前々走が3着以内
- どちらかのレースで2着以内
- 前走4角6番手以内
過去にはキセキやキタサンブラックなどがこの条件を満たして馬券になっています。
ゆったりローテーションで使われており、今回も万全の状態で挑めそうで、大雨や極端に偏った馬場でもないため死角なしです。
対するジャックドールをみてみましょう。
去年のレイパパレを思わせる参戦過程で、しかも前走はレコードタイム!
ニューヒーローに期待してしまいますね。
しかし、こちらは不安点しかない。
●前走レコードからの中2週での疲れ
中2週でなければ、レコードも気にならないのですが。。。。。。
●近走は中京と東京でしか走っていない
共通するのは左回り。大阪杯が開催される阪神競馬場は右回り。
右回りは阪神競馬場で未勝利で1着になったことがあるだけで、走れるかどうか謎です。
●逃げ馬のマークは厳しい&初の57kg
逃げ馬は目標にされるし、逃げなければもろい。
ジャックドールのテンはめちゃくちゃ速くはない。レイパパレやアフリカンゴールドが強いと分かっている馬を簡単に逃げさせる展開になるとは思えません。もちろん番手に控えても強い可能性もありますが。
そして案外気付かれてないのが初の57kgという点です。たった1kgですが、ある斤量以上では全く走らない馬もいますので不安点であることは間違いありません。
不安点3つ全てをクリアして馬券になる可能性がありますが、エフフォーリアとどちらが軸になるの? どちらか馬券外になるのはどっち?を考えると不安点があるジャックドールの方を下げるしか選択がありません。
2強対決の1番人気はオッズにも特徴があります。
1番人気オッズが2.4倍以下の成績(5.0.1.1)
1番人気オッズが2.5倍以上の成績(2.1.0.4)
オッズが2.5倍を下回ると信頼性が下がってきます。
エフフォーリアの単勝オッズは2.4倍を超えてきそうなので、複勝率86.7%データにも合致します。
軸はエフフォーリアで決まりです。
穴馬
エフフォーリアやジャックドールに匹敵するような馬がいるのか!?
⇒1頭だけいました。
大阪杯過去5年で馬券になった15頭全頭は
- 前走も前々走も8着以内の成績
を収めていました。
残った馬は11頭もまだいます。
このレースは5年連続で前走京都記念、金鯱賞、中山記念組が必ず馬券になっています。
そして過去5年で6番人気以下で馬券になった4頭も同様のステップレースを使っていました。
- 前走金鯱賞組は****だった馬しか馬券になっていない。
- 前走中山記念組は****しか馬券になっていない。
- 前走京都記念組は***で2走前に***な馬しか馬券になっていない。
このデータに該当した馬の成績が
- 金鯱賞成績(2.1.1.4)複勝率50%、複勝回収率145%
- 中山記念組成績(1.1.1.2)複勝率60%、複勝回収率118%
- 京都記念成績(0.2.1.3)複勝率50%、複勝回収率240%
となります。十分勝負できる数字ですよね。
このデータに該当した馬はジャックドールを除くと今年はたった1頭しかいませんでした!
この強力データ該当馬は「にのまえ」の「中山11Rの無料ワイド予想」の1つ目の買い目の「右側の馬番にプラス7した馬」になります。例えば、1つ目の買い目が1-4だった場合は11番が強力データ該当馬になります。
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2強のうち1頭が飛んだら、万馬券になることはほぼ確実です。
大勝ちするチャンスがあるのに、2強なんかで勝負するんですか?
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まとめ
大阪杯2022の2強対決のまとめになります。
- 2強がワンツーで決まる確率:14.3%:2/14レース
- 2強から2頭が3着内確率:35.7%:5/14レース
- 2強から1頭が3着内確率:57.1%:8/14レース
- 2強のどちらも馬券外確率:7.1%:1/14レース
- 2強のどちらかが勝利する確率:71.4%:10/14レース
2強では決まりません。それどころか、2頭が同時に馬券になる確率すら35.7%程度しかありません。
以上。大阪杯2022の2強分析でした。